Australian Sake Awards 2026 審査終了・受賞酒を発表
第5回目となる「Australian Sake Awards 2026」が、2026年5月16日(土)と17日(日)にシドニーにて開催されました。
昨年に引き続き、教育・テクノロジー・メディアの集積地として知られるウルティモのWentworth Park Sporting Complexを会場に実施されました。
審査会への出品申込は年初より受付を開始し、日本全国の酒蔵およびオーストラリア国内外の輸入・販売事業者より、204銘柄の日本酒ならびに今年初となる梅酒部門への出品がありました。年々酒蔵や事業者の皆さまからの関心も高まり、今年も多様なスタイルの日本酒・梅酒が集まる審査会となりました。
今年も審査員は、ソムリエ、日本酒のインポーターや小売業者、飲食業界の専門家、日本酒有資格者など、オーストラリア国内の経験豊富なプロフェッショナルで構成されました。過去のアワードから継続して参加いただいている審査員に加え、新たな審査員も多数参加し、多角的な視点から審査が行われました。
また、日本の酒類総合研究所より金井宗良氏をゲスト審査員としてお迎えしました。金井氏には事前のオンライン講義において専門的な知見をご共有いただくとともに、審査会当日も審査員へのアドバイスや意見交換を通じて重要な役割を担っていただきました。
審査は昨年同様、6〜7名の審査員が1グループとなって円卓に着席し、意見を交わしながら進められました。2023年より導入しているこの審査方式は、初参加の審査員でも参加しやすく、特にフードマッチング審査において活発な議論を促すことから、審査員からも高い評価を得ています。
今年の審査カテゴリーは以下の通りです。
・Sparkling
・Light & Crisp
・Fruity & Floral
・Rich & Full-Bodied
・Matured & Aged
・Umeshu
また、「審査員特別賞(Judge’s Choice Award)」は、カテゴリーの枠にとらわれず、日本酒本来の魅力や個性を評価する特別賞として選出されました。
1日目のカテゴリー別審査では、香り・味わい・バランスなどに重点を置き、それぞれの出品酒とエントリーカテゴリーとの調和を中心に評価が行われました。
2日目のフードマッチング審査では、出品者が選択した料理と出品酒との相性が評価されました。今年の審査料理は以下の5品です。
・CAPRESE SALAD(カプレーゼサラダ)
・BEER BATTERED FISH & CHIPS(ビアバッタード フィッシュ&チップス)
・THAI GREEN CURRY with TOFU & VEGETABLES(タイグリーンカレー 豆腐と野菜入り)
・CHINESE 5 SPICE PORK BELLY(チャイニーズ五香粉豚バラ煮込み)
・CHEESECAKE(チーズケーキ)
オーストラリアで親しまれている料理との組み合わせを通じて、日本酒が持つ多様なフードペアリングの可能性が検証されました。
今年も2日間にわたり活発な議論と多くの発見が生まれ、日本酒の魅力をオーストラリア市場の視点から再評価する有意義な機会となりました。今後も審査員や関係者の皆さまからいただく貴重なフィードバックを活かしながら、さらなる発展を目指してまいります。
日本の酒蔵および酒類事業者の皆さまにとって、本アワードがオーストラリア市場の消費者嗜好やフードペアリングの可能性を知る機会となり、新たな市場開拓や商品開発のヒントにつながれば幸いです。
受賞結果は以下よりご覧いただけます。
なお、受賞者を祝う祝賀会は、Sydney Sake Festival 開催に先立ち、2026年9月10日(木)にシドニーにて開催を予定しております。
改めまして、ご出品いただいた酒蔵・酒類事業者の皆さま、審査員の皆さま、そして運営にご協力いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。




















































